　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１６年２月吉日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三重の福祉医療費窓口無料をすすめる会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表　上村　照代

子ども・一人親家庭・障がい者の医療費窓口無料を求める署名へのご協力のお願い

　今、日本では貧困と格差が進んできています。厚生労働省の国民生活基礎調査でも子どもの貧困率が高くなっているという指摘がされています。また、障がい者の雇用環境も大変厳しく、多くの障がい者の方の収入は大変低いというのが現状です。そうした中、三重県では子ども、一人親家庭、障がい者に対して福祉医療費助成制度を設けて医療費に対する助成を行っています。
　しかし、現在この制度は医療機関にかかった場合に一旦窓口で医療費を支払い、その後に医療費の窓口負担分が戻ってくるという制度で、収入の少ない子育て世代や一人親家庭、障がい者の方にとっては大変大きな負担となります。
　今、４０都道府県では、子どもや一人親家庭、障がい者の方の医療費の窓口無料化を何らかの形で実施しています。窓口無料化をまったく実施していないのはわずか７県という状況になっています。
　三重県議会では、昨年6月の定例月議会で、福祉医療費の窓口無料化を求める請願を賛成多数で採択していただきました。
　全国的にも遅れている三重県の福祉医療費の窓口無料をすすめるために、ご理解いただき、